人気ブログランキング | 話題のタグを見る
あれから10年
関西では、節目の10年目と言う事もあり"阪神大震災"関連の特番が
連日放送されている。
15日の土曜日、読売テレビ系列で放送された
「震災10年~神戸から新潟へ~プロ野球12球団ふれあいチャリティ」
特別番組の中の1つのコンテンツではあったが、約45名の選手が
兵庫県下の小中学生120名と共に、ゲームやトークでふれあうというイベント。




このイベントに出席した巨人の上原が、苦言を呈した模様。
「イベントにはもっと主力が出るべき」
今回のイベント参加者は、こちらの予定者を中心にした45名。
確かに、各球団の"顔"的選手が、全員出席していたとは思えないなぁ
時期が時期だけに、自主トレを優先させたい選手もいただろうし・・・
でも関西の球団に属していて、上記予定者に名前の挙がってた
岩隈や中村紀が欠席したのは、別な意味で寂しい気分になったな。
それも今回が近鉄のユニを見る最後の機会だったので
2重の意味で寂しい気分になってしまった。

関西で行われたイベントらしく、45名の選手を集めても
その中で中心として扱われるのは、阪神や近鉄の選手か、関西出身の選手
イベントの内容が内容なので、この辺りは仕方がないのかもしれない。
でもずらーっと選手が雛壇に並んで、その中でマイクを向けられない選手もいて
その辺り、限られた時間の中と言えども、読売TVには気を使って欲しかったかな。
「せっかく来たのにこの扱いかよ」と思った人もいたかもしれない・・・
まぁTVだけじゃなく、チャリティや握手会・サイン会もあったから
全員がそう思ってはないだろうけど。

参加した子供達は、いい思い出になっただろうし
こういう選手とふれあう機会は、TV関係なく、これからも積極的にやって欲しいね。
実際お金を落とすのは大人だけど、野球界を支える底辺には常に子供がいるわけで
その子供達が野球に見向きもしなくなったら、5年後10年後の球界は暗い。
そのためにも、義務的に頭数を揃えるだけの対応をするのではなく
ある程度主力級の選手が積極的な参加をするべきだろうね。
三つ子の魂~ではないけども、小さな頃のそういう記憶は大きくなっても憶えてるもの。
次の球界を担う子供がその中にいるかもしれない。
球団のイメージアップのためのファンサービスだけじゃなく
球界そのもののイメージアップのためのファンサービスも、今まで以上に力を入れて欲しいもんです。

イベントでは、オリックスが「がんばろう神戸」をテーマにしていた頃のVTRが流れ
初々しいイチローのビール掛けの映像を見て、この頃のオリックスは球場にファンも多かったし
チームもファンも"地域密着"できていたのになぁと懐かしく思ったり・・・
その「がんばろう神戸」のワッペンも、今年からないんだよなぁ
ビール掛けでイチローが「(神戸の人が元気になるのが)それが一番です」と言ってたのが
とても印象的。
心からそう思ってないと、17日に自主トレスタートなんてしないよな。
阪神藤本が育英時代に甲子園出たVTRもあり、選抜出場が決まった時
「まだ被災されてる人がいるので(選抜が決まっても)喜べない」と言ってたのが
とても生々しいコメントだったなぁ。
しかしその後、藤本の悪送球でサヨナラの痛恨映像が・・・(ノд`)

こういうVTRを見ると、いつでも野球は傍にあったと実感できるし
いちスポーツの野球が、子供から大人まで力づける事ができる素晴らしいものだと思える。
たかが野球、されど野球。
やっぱりその火を消しちゃいけないんだと思ってみたり・・・
by hijilin | 2005-01-17 05:46 | Baseball
<< 代打、オレ! 口は災いの元 >>


最新10タイトル
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧